吉田松陰の生き方を知りたい!
吉田松陰てどんなひと?
天才思想家の松陰覚悟を知りたい!
上記の通り「天才思想家・吉田松陰の熱い思想を知りたい」人に向けに書いてあります。
本書を読むことで幕末の天才思想家の胸に迫る熱い言葉が伝わります。
覚悟の磨き方を読んでわかること
・自分の将来が不安でどうすればいいか悩んでいる方
・やりたいことはあるけれど、もう一歩が踏み切れずモジモジしてる方
・人間関係で悩みのある方
本書を読むことで上記の悩みは解決します。
著者
池田貴将(編訳)さんで早稲田大学卒リーダーシップ・行動心理学の研究者。
アンソニー・ロビンズから直接指導を受け、実践心理学・人間力を高める学問を統合し全国の経営者・役人から高い評価をを得ている。
書籍情報
吉田松陰の思想・名言をまとめた語録集で6つの見出しに分けられ、176の言葉で綴られています。
・心(MIND)
・士(LEADER-SHIP)
・志(VISION)
・知(WISDOM)
・友(FELLOW)
・死(SPIRIT)
天才思想家の言葉を一部紹介
・この世の恩に報いる
昨日も食事をして、着られるものを着て、
屋根の下でやすらかに眠ることができたなら今までの自分の身に起こった出来事を一つ思い出し心から感謝することです。
・行動力生む心がけ
日頃から威張っている人ほどいざっていうときになると黙り込んでしまいます。
日頃から「やる」って言いふらしてる人ほど、いざっていうときになるとなにもやらないものです。
未知なることを知ろうとすること。本質を見抜こうとすること。その意識が一番、行動につながります。
・なんでもやってみる
できないのではなくて、ただやっていないだけです。
まだやったことがないことを、「怖い」「面倒くさい」「不安だ」と思う感情は、過去の偏った経験が生み出す、ただの錯覚です。
実際にやってみれば、意外とうまくいくことの方が多いのです。
・人物
私が尊敬するのはその人の能力でなく、生き方であって、知識だはなく、行動なんです。
・丸くなりたくない人へ
今までの常識を無視しようとする人。
周囲から止められても、なかなかあきらめようとしない人。
それ以外は全員、並みの人です。
・嘆かなくていい
勝手に言わせておきましょうよ。
あなたが本気なのは、神様はわかっていますから。
・ヒントを無駄にするな
多くの本には、すばらしい人生を送った人や、賢い生き方をしている人の発言や行動が記録されているわけですが、「それはあくまでも本の話、自分とは関係ない」
と、頭でっかちな人ほどよく言います。
本当に知恵をつけたいと思うなら、賢い人の言ったことや、やったことを、「結果論だ」と斜にかまえたりせず、とりあえず試してみてはいかかでしょうか。
・出世するほど大事にすべきこと
礼儀をわきまえているかどうか。
民を大切にできているかどうか。
その問いかけを忘れた王様は皆、滅んでしまいました。
・吉田松陰
吉田松陰は若干30歳で生涯を閉じた天才思想家であり、兵法の専門でもあった。
松下(まつもと)村という小さな村で塾を始めることになります。
伝説の「松下村塾」開校した吉田松陰。
十畳と八畳の二間しかない塾で教えた期間はわずか二年半であり、かの高杉晋作、伊藤博文、など結果的に総理大臣二名、国務大臣七名、大学の創設者二名という、エリートが「松下村塾出身」
となっている。
現状維持を嫌い「日本にとって今なにが一番大事か」と思い立ったらすぐに行動に移し幕末を熱く、駆け抜けた吉田松陰。
その志は時代を超えて現代に繋がっていきます。
・気づき
没後160年以上が経った令和の時代になっても、大切な志を数多く残した吉田松陰。
現代至るまで、納得のいく考えは時代が変わっても共通しているんではないでしょうか。
入塾を希望する生徒には「教えることはできないが、ともに勉強しましょう。」
と身分に関係なくやる気があれば誰でも学べることができ、松陰自身も学びその姿勢が日本を変える人材を生んですね。
ペリーが黒船を連れてやってきたとき戦略家の松陰はろくに、計画も立てず、小舟を盗みアメリカ艦隊に乗り込むと「学ばせてくれ」と挑んでいる。
いきなり現れた丸腰の侍にアメリカ艦隊はどう思ったのか?
一歩踏み出す勇気。
江戸時代とは比べものにならないくらい現代は進歩して、やる気があればできる世の中。
「やらない理由探し」の天才は自分自身。
そう気づかされた一冊です。