上記の通り「運動すると脳にどんな効果があるか」知りたい人向けに詳しく書かれています。
サラリーマンの方は仕事で忙しく、運動をする機会が少ない方もいるんではないでしょうか。
運動を普段の生活に取り入れることにより健康になり、集中力、学力など向上させることが可能です。
運動脳を読んでわかること
・脳科学に基づいた運動の効果。
・運動をするとどんなメリットがあるか。
・どんな運動をすればいいか。
本書を読むことで運動が脳におよぼす絶大な効果を知ることができ、運動をしたくてたまらなくなりますよ。
著者のアンデシュ・ハンセン(御船 由美子訳)さんはスウェーデン出身の精神科医として活動するのかたわら、テニス、サッカー、ランニングを週に5日、最低でも一回45分取り組むんでいる。
主な著書に「スマホ脳」(新潮社)などがある。
・脳トレより運動!
結論からいうと、
とにかく運動はものすごく脳に良い!
運動と脳の関係ってそんなにあるの?と思うかもしれませんせんが、
脳科学に基づき膨大な研究結果をベースに運動をするとどんな効果があるか本書にまとめてあります。
一昔は脳トレといったらクロスワードなどを思い浮かべると思いますが、身体を動かした方が脳トレになり効果が高いと言われています。
いやいやそんなことはなく、ウオーキングやランニングを週に2~3回取り入れることで十分な効果が期待できます。
できれば心拍数の上がる大幅に増える有酸素運動をしよう。
(有酸素運動:呼吸をしながらする運動で比較的筋肉への負担が軽い運動)
何より大切なことは、何をして身体を動かすではなく、とにかく身体をを動かすこと。
ハードルを下げてまずは運動を生活に取り入れてみよう。
・運動で集中力を取り戻す。
目の前のことに集中するなら「ドーパミン」が必要。
ドーパミンて?
はてな
快感や多幸感を得る、意欲を作ったりする運動調整に関連する脳内ホルモンの一つ。
ドーパミンの分泌量が少ないと注意力が散漫になりもっとドーパミンが放出される方に目がいってしまい、集中力が低下します。
しかし運動して達成感を得るとドーパミン放出され快感を与えてくれる。
するとドーパミンが周囲の雑音を消し、目の前にあることに集中できるようになる。
身体に負担が多いほど、ドーパミンの分泌量も増えるので、ランニングをおススメします。
・学力を伸ばす。
スウェーデンのとある小学校を対象に週2回と、毎日体育があるクラスを比較してみた。
体育の回数以外の条件はすべて同じ。
結果は当然、
毎日体育の授業を受けたクラスの児童たちが、特別な指導を受けた訳でもないのに、良い成績を取りました。
学力を伸ばすために朝から晩まで机に向かって勉強!
という時代は終わりのようですね。
運動を取り入れて学力も上がり体力つく!いいこと尽くめです。
・自分での気づき
運動というと、とにかく汗をかいてキツイトレーニングだと思っていました。
ジム行ったりスイミングスクールへ行ったり、本格的にするならハードルが高いかなと。
しかし本書を読み週に2~3回ランニングを取り入れて心拍数が上がるように意識して少しですが走ってみました。
行ったこと
・始めは数百メートルのジョギング。
・ウオーキングは早歩き。
ほとんど運動をしていなかったので始めは息が切れつかれましたが、達成感が徐々にでてくるようになり心地良い気分になってきました。
週に2~3回でも走れる距離が伸びてきて、体力も付き風邪に負けない身体になってきましたよ。
そして気付かなかったんですが、ランニングをしていると色んな景色が見れてとてもきれいですね。
その日にだけ現れる雲の形や、大空を飛んでいる鳥の群れ、クルマで通りすぎてしまえばなんてこともない光景が、忙しい仕事から忘れさせてくれる時間です。
大切なことは意識して走ること。
集中力・意欲・学力・老化・運動をすることによってこれらがアップする!
と思いながら走っています。
テレビでたまに元スポーツ選手が出演されていて、見た目よりずっと若いなぁ!
と思うとことがありますよね?
恐らく運動が日課になっていて、見た目より若くみえるかもしれませんね。
さらに運動すると色んな効果に期待できます。
・ストレスに強くなる。
・脳の老化をストップする。
・意欲・モチベーションもアップ。
・うつ・認知症のリスク低下。
などがあげられます。
・運動脳まとめ
ポイント
・いつ、どこで何をするのでなくとにかく身体を動かす。
・負担の軽い有酸素運動がおススメ。
・短時間の運動でも、様々なメリットがある。
メリットしかない運動しなかったらどうなるか。
まずはハードル下げて運動を生活の中に取り組むよう、オススメしていますので皆さんも是非お手元へ一冊。
最後まてお読みいただきありがとうございました。